1冊を1時間以内に本読むという縛りプレイをやってみた感想

独習

読書をする。できるだけたくさん読みたい。

そう思ったので「1時間に1冊読もう」ってことを決めてみた。そして、数冊試してみた今思うことは・・・

【1時間に1冊はあまり良くない】ってこと。

当初の狙い通りの結果を得るには至っているが、それでもやっぱり、これでは時間を無駄にしている事に他ならないよな・・・と思えてならない。なので、今後は普通に読もうと思う。

早く読むことは理解力を犠牲にする

なるべく多く読みたいという衝動

そもそも、なぜ1時間に1冊という縛りをもうけてみようと思ったのか。それは、たくさん読みたいと思ったから。これだけ世の中には本があるのに、俺はそのほとんどを読んでない。

ほとんど読まないまま人生が進んでいくなんて嫌だ!ってことで、ちゃんと読もうと決めた。

ではどうすれば?って事で直感的に決めたのは1時間に1冊。あまり根拠はない。

読むには読めるが・・・中身を覚えていない

実際にやってみると、読むことはできる。多くを読み飛ばし、かいつまむように読むわけだけど、1時間に1冊読めないわけではない。これを積み重ねれば多くを読むことはできるかもしれない。

ただ、中身をあまり覚えていない。

メモを取りながら読んでいるが、そのメモを見ても「そんな記載あった?」と思うメモがあったりして、これじゃダメだな・・・と。せめて読んだ本を説明するぐらいは出来るようになりたいと思いつつも、それすら怪しい。

時短で読むには読めているが、これの積み重ねで知識になるのか怪しい。

1時間に1冊スタイルは自分には合わない

そこで至った結論が”1時間に1冊というスタイルはやめよう”という結論。読めるには読めるけど、これは血肉にならないかもしれない。

もちろん、何冊も類書を読めば知識にはなりえるだろうけど、何冊も読んで血肉にするってことは、つまりは数時間かけて1冊読むのと大差ないのでは?

俺は速読で本を理解できるタイプじゃないんだから、ちゃんと普通に読もう。思い至った。

読書時間と理解度はトレードオフ

読書に賭ける時間と理解度はトレードオフの関係である。例えば、世にある速読の類をマスターしたつもりになっても、それは速く読めるようになったわけではない。そう思っているだけ。文字は何も理解できていないはずという研究結果もあるそう。

「速読」なんて存在しないことが科学的研究で明らかに?! – 速読&高速学習ラボ

確かにその通り。今の自分は速く読めたわりに何も理解できていない。

なので・・・

これからは普通に読もうと思う。丁寧に1文字ずつ・・・という読み方はしないかもだけど、なるべく丁寧に普通に読もうと思う。それが一番理解を助け、結局は最も効率が良いはずだから。

 

しかし、世の中に時々いる早く読めます勢の人たちは、本当に読めているのだろうか?
やっぱり読めた気分になっているだけで、理解していないのだろうか?

理解していないとなるとショックだろうな・・・早く読めたつもりになっていたけど、全然身になってないんだから「今までの時間はなんだったんだ・・・」ってなるだろうな…。

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