原付配達員が幹線道路での信号待ちで守る法令と違反リスク

法令

幹線道路の信号待ちは、複数車線と大型車の発進が重なり接触と追突のリスクが高いポイントでもあります。その幹線道路の信号待ちにおいて原付が守るべき法令をまとめました。

要点
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該当条文

テーマ 要旨 主な根拠
信号表示と停止位置 赤・黄は停止位置を越えて進行不可(黄は安全に停止できない場合を除く) 道路交通法施行令 別表・備考(停止位置)、黄色の灯火の意味 (e-Gov 法令検索)
車両通行帯の通行 指定通行帯・通行区分に従う 道路交通法20条、標識令(通行帯標示) (e-Gov 法令検索)
進路変更の禁止 標示で禁止のときは進路変更不可(例外あり) 道路交通法26条の2 (JAF交通安全トレーニング)
横断歩行者の優先 横断歩行者の通行を妨げてはならない 道路交通法38条 (e-Gov 法令検索)
合図の時期 右左折は30m前、進路変更は3秒前 施行令21条 (e-Gov 法令検索)
信号待ち中の携帯 停止中の注視・通話は禁止対象外。ただし安全運転義務に留意 道路交通法71条5の5の趣旨(解説) (MSインシュランス)

罰則・リスク(代表例)

行為 典型的な法令・枠組み 反則金の目安/刑事罰
信号無視(赤) 施行令 別表の「赤」違反 原付 6,000円(反則金) (警視庁東京)
信号無視(黄) 施行令 別表の「黄」違反 原付 5,000円(反則金) (警視庁東京)
通行帯違反 道路交通法20条 原付 5,000円(反則金) (警視庁東京)
指定通行区分違反 標識に従わず車線進行 原付 5,000円(反則金) (警視庁東京)
進路変更禁止違反 26条の2違反 原付 5,000円(反則金) (警視庁東京)
横断歩行者等妨害等 38条違反 原付 6,000円(反則金) (警視庁東京)
合図不履行 53条・施行令21条 原付 5,000円(反則金) (警視庁東京)

実際にあった事例

状況 経過 違反 その他
交差点で黄へ切替時に二輪が急停止。後続四輪が追突 前車急停止に反応遅れの四輪が追突し物損 後続側の前方不注視等、急ブレーキ禁止配慮不足 黄は原則停止だが、急制動は後続リスク。報道事例。(e-Gov 法令検索)
信号待ちのバイクが後続四輪に追突され下敷き 直線幹線の交差点手前で停止中に追突 後続側の安全運転義務違反等 速報報道。信号待ち停車中の典型事故。(TBS NEWS DIG)

出典

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